─ 2008年11月にシングル「ヒトヒラのハナビラ」でデビューして、ほぼ1年となりますが、この1年間はいかがでしたか?
AIMI(以下、A):デビューした頃は、まだ高校生でした。2009年の3月に、高校を卒業して上京してきたんです。だから、高校生の時が一番大変でしたね。学校に行きながら、沖縄から飛行機に乗って東京に来て、それでまた帰って。その頃に比べたら、今は移動も随分と楽になりました(笑)。
─ バンドを組んだのが高校に入ってからだそうですから、バンドを始めて約2年でデビューという、ものすごいスピードですよね。
A:そうなんです。3人とも楽器を弾けない状態でバンドを始めて、ずっと一緒なんです。ですから、他の人とバンドをやった経験もなくて、ずっとステレオポニーをやってきました。バンドの結成は、高校に入学した2006年の夏で、当時はただ楽器で音が出せるだけで、とても嬉しかったのを覚えてます。
─ では、楽器自体を手にしたのも、バンド結成時が最初だったのですか?
A:はい。それまでピアノをやっていたとか、何か音楽をやっていたということもないんです。高校に入って「ギターをやろう」と思ってから、ずっと弾いてきた感じです。